先日、同居している祖父(82歳)が、認知症外来の病院にて医師から『レビー小体型認知症』という診断を受けました。世間一般的に、認知症と言うと「物忘れが酷い」という認識が強いですが、
『レビー小体型認知症』は(※うちの祖父の場合)認知機能の低下というより
「早く死にたい」「殺してくれ」等の発言が多く、鬱病に近い印象です。
例えば、8年前からいつも飲んでた薬を
「副作用が起きるかもしれない」と急に薬の存在を拒否したり誕生日にあげたラジオも「いじくって壊してしまうんじゃないか。壊したら怒られるから受け取れない」と、ネガティブ発言と被害妄想が非常に多くなりました。
認知症は、アルツハイマー型認知症って思ってる方も多いかもしれません。
認知症は病気ですが、認知症をきたす疾患の代表がアルツハイマー型認知症と言われています。
その次に多いのが『レビー小体型認知症』で、約20%を占めると言われるそうです。
今回は、僕の祖父がなったレビー小体型認知症の症状や知っておくと役立つ情報をまとめます。「ボケてる」「精神的におかしい」という言葉で片付け、放って置くのは簡単ですが認知症は病気です。放って置くと、症状が進行してしまいます。
認知症は、アルツハイマー型認知症って思ってる方も多いかもしれません。認知症は病気であり、認知症をきたす疾患の代表がアルツハイマー型認知症なのです。その次に多いのがレビー小体型認知症で、約20%を占めると言われてるそうです。今回は、僕の祖父がなったレビー小体型認知症の症状や知っておいたら役立つ情報をまとめます。「ボケてる」「精神的におかしい」って言葉で片付けるのは、辞めましょう。この病気は家族の理解が重要なんです。
「ボケてきた」でついつい片づけちゃってたわ~。反省ね…
それにしても、レバー型認知症なんて初めて聞いたわ。
本当だな、母さん。ルビー型認知症なんて聞いたことないな~
レビー小体型認知症はアルツハイマー型認知症と比べると最初の頃は記憶障害が目立たない場合が多いので、認知症だとは気付きにくいです。
特徴的な症状を3つご紹介します。
1.幻視には安心できるような対応を!
レビー小体型認知症では、幻視といった見えないものが見えるという特徴があるそうです。
幻視は本人にはありありと見えているので、否定したり、ごまかしや、はぐらかしは避けましょう。肯定をしてあげる事で、安心します。貴方が思う以上に、恐怖心に駆られてるんです。
「安全だよ。」「大丈夫だよ。」と言ってあげましょう。家族の一言で、救われます。
2.転倒のリスクが極めて高い!?
転倒リスクがある理由は、身体が固くなるパーキンソン症状のためです。
パーキンソン症状を発症すると、小股やすり足で歩くので、何もないところでもつまずきます。現に散歩に行った僕の祖父も、何もない平面で転けて顔に大怪我をしました。「もし頭を打ってでもいたら…今頃…」と考えると、気が気じゃありませんね。
3.レム睡眠行動障害への対応
僕の祖父には、上記症状は見られなかったのですが、レム睡眠がおとずれるタイミングで大きな寝言や奇声がみられることがあります。決して急に起こしてはいけないそうです。
強い刺激は悪夢と現実が混同して興奮してしまうことがあるそうです。
このうち5つ以上当てはまる場合はレビー小体型認知症の可能性があります
認知症外来に相談してみてください。
◆主な相談先
①かかりつけの医師
下記のウェブサイトから検索できます⇩
全国もの忘れ外来一覧 | 認知症を知る | 公益社団法人認知症の人と家族の会 (alzheimer.or.jp)
②地域包括支援センター
下記のウェブサイトから検索できます⇩
政府広報オンライン あしたの暮らしをわかりやすく (gov-online.go.jp)
クリックすると当該サイトが開きます。
どんな病気もそうですが、認知症も早期発見がモノを言いますので早めの行動を心掛けてください。
この記事が貴方のお役に立ちます様に。
僕で良ければ、コチラからご相談承ります。
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